ホテルに入社して時が過ぎ、仕事にも慣れてきた・・・
そんなタイミングで上司から新入社員や中途社員の指導を任せられた時に、自信をもって指導が出来るためのポイントをご紹介します。
どうやって指導したら良いのか分からない、不安だという方はぜひ読んでみてください!
目次
最初が肝心
指導をする上で仕事の流れや細かいやり方などをまとめて準備をするかと思います。
その際にリストを作ったり、効率よく仕事をするためのポイントなどを、あらかじめ作っておくと自分も相手も分かりやすいですよ。
準備が整い、いよいよ後輩とご対面!
初対面の人に会うのは緊張するかもしれません。
会社や仕事に慣れていても緊張するのですから、新しい環境に入る後輩の方はさらに緊張しているでしょう。
まずは笑顔で挨拶することが大切です。
お互いの名前や出身地などを話して簡単に自己紹介し合うと良いですね。
仕事をスムーズに覚えてもらうためにも緊張や不安などを出来るだけ取り除くように意識しましょう。
大まかな仕事の流れを説明する
ホテルだけの話ではないですが、部署によって仕事内容は大きく変わります。
人事担当者に会社内を案内してもらっている場合もありますが、仕事上よく行く場所やお客様によく聞かれる場所などがあったら一緒に歩いて案内すると建物内を知ることができ、その後の仕事が進めやすくなるでしょう。
それから後輩に覚えてもらいたい仕事や基礎となる部分を説明しましょう。(会社内案内と順番が前後してもかまいません)
早く覚えてもらいたいからと、やってしまいがちなことが、ずらずらと説明を並べるだけの指導です。
人は聞いたことを翌日には7割も忘れてしまうそうです。
なぜその仕事をする必要があるのか、全体像やその仕事をする目的など理由を含めて詳しく説明し、メモを取ってもらうことで理解度が上がります。
実際に目の前でやって見せる
説明をしたら、その内容を目の前で実際におこなってみましょう。
説明だけでは納得できなかったことや疑問に思っていたことが解決する場合もあります。
仕事に慣れていると、自分は理解しているからと自己流でやってしまったり基本から離れてしまっている可能性も捨てきれません。
基本に忠実にお手本を見せることで後輩のためにもなり、自分も初心に返ることが出来ます。
仕事を任せてみる
何度かお手本を見せてみて、その都度理解できているかフィードバックをしたら次のステップに進みましょう。
お手本で見せていた仕事を任せてみるのです。
単純作業でしたら何度もお手本を見せる必要はないかもしれませんが、ホテルの接客ですと実際にお客様の対応をすることで経験を積む必要があります。
トレーやお皿の持ち方は練習できますが、オーダーを取ったり料理やドリンクを出すことは練習ができません。
最初は緊張するでしょうが、その気持ちに寄り添って頑張れ!と奮い立たせることが求められます。
いきなりやってみて!と任せると慌ててしまうかもしれないので、指導する相手の性格やその仕事をきちんと理解したかどうかを確かめる必要がありますね…。
褒める&反省点を伝える
実際に仕事をさせてみて、出来た点はきちんと褒めてあげましょう。
その後に反省点やこうするともっと良いよ!ということを伝えると良いですね。
仕事に慣れるまでは褒める8~9割、反省1~2割くらいを意識すると丁度よいかもしれません。
昔ながらの指導だと気合だ根性だ、叱って人は育つとか言われていましたが、もう時代は褒めて伸ばす指導に変化しているのです。
人を褒めるのは難しいと感じるかもしれませんが、あまり複雑に考えず、その人が出来たことをちょっとしたことでも良いので褒めましょう。
姿勢がきれいだね、お辞儀の角度が良いね!はきはきとお客様をご案内できたね、など具体的に褒めることが大切です。
褒められると人は嬉しくなり、もっと頑張ろうと思うものです。
後輩が仕事に慣れてきたら、この前はできていなかったことが出来ていたら褒めたり(トレーを使って運べる量が増えたとか、ドリンクを作るスピードが上がった等)相手のことを見ていないと褒められないような点を伝えるとさらに良いですね。
次に、叱るときは感情に任せるのではなく冷静に伝えるようにしたいですね。
ただ、ルールとして絶対にやってはいけないことをしてしまったり、何度言っても直そうとしない、お客様にご迷惑をかけた時などは厳しく叱ることも時には必要です。
叱る際に大勢の前で叱ると傷ついたり、やる気を無くしてしまう可能性があるので、周りにスタッフがいない場所で伝えるほうが良いでしょう。(密室で怖い雰囲気で圧倒することは避けたほうが無難です。私は新入社員時代にこれをやられて、その先輩が怖くてしばらく近づけなくなりました笑)
経験上感じた後輩指導の難しさと得られるもの
私は入社して2年目の、自分もやっとこなせる仕事が増えてきたというタイミングで後輩指導を任せられました。人員不足というのもあったかと思いますが指導する側になるとは想像もしていませんでした。
知識も経験も乏しい自分が大切な人財である後輩指導が務まるのかと物凄く不安でした。
うまく説明できなかったり自分の仕事でいっぱいいっぱいになり、後輩に辛い思いをさせてしまった苦い経験もあります。
そこから5年間、様々な部署で勤務をしながら後輩指導の経験を積むことができたのですが…なかなか一筋縄ではいきません。
夏の間だけの学生アルバイトや中国人・台湾人アルバイト、中途入社してきた元教師など立場も言葉も経験してきたことも価値観もみなさん違います。何人指導してきても難しいなと感じることは以下の通りです。
- その人の性格や考え方によって伝え方を変える必要があること
- 自身の仕事を進めながら後輩の仕事の進捗や理解度を把握すること
- 褒めると叱るのバランス(褒めすぎも良くない)
- 具体的に説明しすぎて後輩自身に考えて自立を促すべき機会を奪ってしまう
人を育てることは気力が必要です。
一人前に育ってほしいという想いから、熱が入りすぎてしまったり、厳しい物言いをしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は自分が新人だった頃を思い出してみてください。
あんなことが不安だったな、あの時こうしていれば失敗しなかったのに…などが見えてくるかと思います。
それらの経験から得たものを次の世代に惜しみなく教えることで会社全体の人材育成に繋がると感じています。
まとめ
後輩指導を任せられた際に自信を持って指導ができるイメージを掴むことはできたでしょうか?
人に指導をすることで自身の成長にも繋がります。
後輩指導のチャンスをもらったら、信頼され任されていると誇りを持ってほしいです。
自分ひとりで抱え込まず、うまく周りを頼ってチームで後輩指導ができることが理想ですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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