仕事で初めてお給料をもらった時ってとても嬉しいですよね!
学生時代バイトをしていた方も多いと思いますが、社会人になってからのお給料は勤務時間が増える分、額も大きいですし「働いた対価!」という感じが強くすると思います。
私は学生時代のバイトも社会人になってからの勤務先もホテルでした。
一人前のホテルウーマンになるためにどのようにお金を使えばいいのか考えながらやりくりをしていましたのでその経験を生かして新入社員の皆さんに給料の使い道について紹介していきます。
目次
新入社員の皆様へ 給料の使い道は考えてますか?
頑張って働いて得たお金はなるべく無駄にしたくないですよね。
人それぞれ価値観も考え方も違いますからお金の使い方は千差万別だと思います。同じ会社に入社した同期たちを見ていてそのように感じました。
手元にある分は全部使いきってしまい、毎月給料日まで苦しいという人もいました。
そうならないためにも計画的にお金を使うようにしましょう。
使い道①自分が欲しいものを買う
私はお給料が入ったらまず自分の好きな物、欲しかった物などを買いたいと思いました。
実家を離れて就職した人などは生活必需品を買うのも良いでしょう。
その後の仕事のモチベーションにも繋がりますので食べ物・洋服・装飾品・趣味なんでも自分の好きな物であれば購入して損はないです。
ただ、お給料の10%程度の金額に収めるようにすると他の使い道にも回せますので使い過ぎに気を付けましょう。
使い道②お世話になった人へプレゼント
私は母子家庭で育ち、母親は相当苦労して育ててくれたと思い、母へプレゼントを贈りました。
私も母も好きなアーティストのライブチケットをプレゼントし、一緒に行きました。あとは現金も母の銀行に送金しました。送金は3年間欠かさず毎月2万円を振り込んでいました。
プレゼントした時、母は「いいよ~いらないよ~」と遠慮しているようでしたが一緒にライブに行けて喜んでいたのでプレゼントして良かったなと思いました。
自分の力だけで社会人になったわけではないのでお世話になった人にお礼の意も込めてささやかで構いませんのでプレゼントを贈ることも良いと思います。
贈る先として多いのは親でしょうか。娘、息子が立派になったと喜ぶ顔が見たいですね。
使い道③勉強のために使う
仕事をするにあたって覚えることはたくさんありますよね。
私が新入社員の頃は出された指示に従って与えられた仕事をこなすことでいっぱいいっぱいになる日も…。
その中で、早く仕事を覚えて一人前になれるようにホテルの接客やおもてなしについての本を読んだり、会社で行っている通信教育を受講してサービスに関する試験を受けたりしました。
一流のホテルやレストランを知るために旅行先のホテルスタッフを観察したり、勤務先のレストランで食事をして料理や飲み物の知識を高めたりもしました。
仕事をしていくうえで経験は大切ですが、それと同じくらいに知識も大切だと思います。
今はインターネットやSNSで調べれば数多くの情報が手に入り、知りたいことはすぐに知ることができますよね。
しかしただ単に情報を入手するのではなく、さらに深く掘り下げて自分のものにするために資格の勉強をしたり、スキルアップに必要な物には惜しみなくお金を使うと良いと思います。
その行動がのちに自分の中で大切な財産となることでしょう。
使い道④貯金
自分のためや親のためにお金を使うことも良いですが、将来のために早いうちから貯金をしておくべきです。
これから長い人生を歩んでいくうえで貯金は本当に大切なことで、結婚や葬式などの冠婚葬祭・出産・家や車の購入など様々なライフイベントがあります。
そのようなイベントに備えて自分でお金の収支をコントロールできることで自己管理スキルが上がります。
給与明細を見たときに、総支給額から家賃(社員寮など)や社会保険料などの税金、水道光熱費、携帯料金、食費、日用品など引かれていった後に自由に使えるお金はいくらか計算してほしいと思います。
懸命に働いても自由に使えるお金って実はそんなに多くありません。特にこの不景気ではなおさらです。
だからこそ月々の収支を割り出してその中から少しでもいいので貯金ができないか考えてほしいです。月々のおおよその収支がわかるようになったら「先取り貯金」をすると、貯金の習慣がつきやすいかと思います。
会社の財形貯蓄制度などがあればそのような制度を使うのも手でしょう。
ただしとにかく貯金!と節約などを頑張って好きなことを我慢したり身体を壊してしまっては本末転倒ですので目標金額(1年で15万円など)を決めて取り組むと効果的です。
使い道⑤ローンの返済など
奨学金の返済ローンがある方もいらっしゃるでしょう。
限られたお給料の中で返済していくことは、なかなか大変ですがそこはもう割り切るしかないと思います。
奨学金の返済期間の平均は14.7年だそうで、個人差はあれど30台後半まで返済する方が多いかもしれません。
30代というと結婚やマイホーム購入など大きなイベントが待ち構えていると思います。
マイホーム購入では奨学金の返済は、自動車ローンなどと同じ扱いですのでマイホームローンの借入額に影響がでてしまいます。
思っていたより借りれなかった場合は頭金を増やすか家の購入費を下げる必要がある可能性も…。
子供が生まれたら教育費も用意しなければなりません。
近年は共働き家庭が増えてきているため何とかなると思うかもしれませんが、それは甘い考えです。
今後お給料が増えるかもしれなし、結婚しないかもしれない…それでも健康で勢いがある20代のうちに家計のやりくりをして、何があってもいいように備えることが大切です。
偉そうに言っていますが私はやりくりを頑張って3年間で貯金を100万円貯めることができたのですが、お付き合いを始めてからはデートや旅行といった交際費ですっかり貯金が減ってしまった経験があります。
そして現在は家庭を持っていますが月々のやりくりに苦労をしています。
将来困らないようにいま、できることをする意識が大切です。
まとめ
最後は説教くさくなってしまって申し訳ないです。
ですが私の苦労した経験をお伝えすることでお役に立てると思い、心を鬼にして書きました。
「何があるか分からない、だから面白い」岡本太郎さんの言葉ですがその通りだと思います。
人生は本当に何が起こるか分かりません。
だからこそ今、この時を考え抜いて生きるということが求められていると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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