ホテル就職であると便利な資格って?中には意外な資格も・・・?

全般

ホテル業に就職するためにはどうしたらいい?専門の学校に行っていなきゃいけないの?

と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

ホテルも企業の一つですので高卒でも専門卒でも大学卒でも入社できます。中でも観光・旅行・ビジネス・語学などの出身の方はさらに入社しやすく重宝されるでしょう。

厨房職など技術が必要な仕事の場合は経験が重視されるため中卒の方もいらっしゃいます。

今回は私の独断と偏見で選出したホテルで役立つ(と思われる)資格を紹介したいと思います。

目次

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王道かつ難しい資格

語学

グローバル社会が進む中、第二言語を取得している人物はやはり企業から欲しがられます。

特に英語・中国語あたりはホテルに来館されるお客様の中で話す方が多い言語ですのでこれらの資格があると良いですね。都心部や有名な観光地の近くのホテルですとなおさらです。

具体的な資格で言いますと・・・

  • TOEIC 600点~700点以上あるのが望ましい
  • 中国語検定試験 3級以上

私の勤めているホテルは利用者の9割が日本の方ですのでそれほど英語や中国語を求められる機会はありません。

ですが残りの1割のお客様へ気持ちよく滞在していただくためその方の第一言語でお話できたらと思い日々勉強しております。

英語や中国語ができると人事考課の時に認められ、外国の方が多く訪れるホテルへの異動が命じられたり昇給することがあります。

比較的習得しやすい資格

パソコンの資格

  1. Word文書処理技能検定
  2. Excel文書処理技能検定
  3. PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
  4. ホームページ作成検定
  5. パソコンスピード検定(日本語)
  6. 日商PC検定

Word、Excel、PowerPoint・・・マイクロソフトオフィスを使用してスキルを判定する資格です。

Wordはビジネス文書を作成(事務職向け)、Excelは表計算や図表作成をしたり(経理向け)、PowerPointはプレゼンテーションのスキルがあることを証明できます。

ホームページ作成検定・・・多様な設定がされていてデザイン性に富んだホームページを作成する資格です。

テキストファイルを挿入したりjavaScriptの設定をしたりですね。難易度は低めです。

パソコンスピード検定(日本語)・・・問題文通り間違いがないようひたすら入力する資格です。

試験時間は10分です。入力した文字数で初段・級が認定されます。

変換ミスや改行ミスがあると1ミスにつき10文字減のペナルティがあるため入力には注意が必要です。

現代のパソコンを当たり前に使用する社会ではこちらの資格が直接就職に結びつくことはないかと思いますが、1級以上のスピードでブラインドタッチ(キーボードを見ないで入力する)ができるとパソコン作業の時に効率が良くなります。

日商PC検定・・・上記に挙げたWord、Excel、PowerPointこれら三つのソフトの知識・実技が必要になります。

日商簿記検定などと同じ日本商工会議所の資格ですので信頼度は抜群です。

これらの資格は勉強する時間と意欲があれば習得できる資格だと思われます。

漢字検定

こちらは資格を持っていても特別視はあまりされないかと思います。(1級などは別かもしれませんが・・・)

ただホテルに勤めていると、特にレストランなどでは普段あまり使わない漢字がおしながきやメニューに記載されることがあります。

冬瓜・雲子・雲丹・蓬・独活・茗荷など

それぞれとうがん・くもこ(白子のこと)・うに・よもぎ・うど・みょうが

これらは実際に私の勤務先のホテルのおしながきに使用されている漢字たちです。

読めなくても調べればいいやと思うかもしれません。

ただしコース料理はたびたび変わりますのでその都度調べたり人に聞いたりしていたら時間がかかりますよね・・・。

同僚や先輩・上司へのメモ書きで間違った漢字を使っていたら恥ずかしいですよね・・・。

ですのである程度の漢字力はあったほうがよいでしょう。

ホテルに就職してからでも習得できる資格

ホテルビジネス実務検定

ホテルビジネスにおいて必要とされる実務知識への理解度を測る試験です。

ホテルの仕事内容や業界の基礎知識や経営など、運営側の目線で学べる資格で人事評価が向上します。

レストランサービス検定

こちらは一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会(通称HRS)が定めた試験です。

国家資格です!

いきなり国家資格が出てきました!

こちらはウェイターやウェイトレスとして料理や飲み物を提供するサービスに関する知識や技能をみる検定です。

こちらを習得していると接客に関する知識や技術が身についているということの証明になります。

1級や2級ですと豊富な経験の持ち主であることを示すことができます。

着席の補助やメニューの出し方、オーダーの取り方、ドリンク・料理の出し方など実務経験があれば習得できるかと思います。ただしとっても緊張すると思います・・・精神力が試されますね。

専門的な資格

  • バーテンダー
  • ワインソムリエ
  • 利き酒師

これらの資格は学校に通って習うことができるものもありますが、実務を通して知識・経験・会話の引き出しを増やしてそれを磨くことが求められます。

かなりプロフェッショナルなうえにお客様からの指名も多いため体力が必要です。

実務経験が3年以上必要なものもあり、かなり勉強をしないと難しいでしょう。

まとめ

以上がホテル就職であると便利な資格でした。

中には転職の際に役立つものも含まれています。

いずれも持っていて損はしない資格となっているのでぜひ挑戦してみると良いでしょう。

ただし資格を持っていること以上に、お客様を喜ばせたい!と思う気持ち、それを実行に移す行動力がまず大切になってくるので資格を取ることばかり意識しないようにするといいですね。

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